●Classic mini | ||||
最近、新型のミニとミニクーパーを街でよく見かけるようになりました。かっこよくて快適そうですね。 新型が登場してから新旧を区別するために新型をBMWミニ(BMW傘下で生産されています。)、 そして旧型をクラシック・ミニと呼ぶようになりました。 クラシック〜古典的な… 半世紀も前に作られた車、クラシックカーのジャンルに入るほど古くはないのですが そろそろクラシックという形容詞に違和感がなくなってきた感じもします。 初代のワーゲンかぶと虫もすっかり見かけることが少なくなりました。 クラシック・ミニはまだまだ存在はしているのですが、それでも最終生産から10年以上が経った今 「絶滅危惧種」であることに違いありません。横置き・前輪駆動・2BOX、今の車の基本になった車が絶滅か… |
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●弾丸mini | ||||
40thアニバーサリー限定車のウリは大きく張り出したオーバーフェンダーです。 もともと排気量1300cc、トルクも小さい車ですからそんなに大きなタイヤを奢ることはないのですが 175/SR13でアスペクトレシオ50という今ではごく一般的なタイヤを履くだけでぶっとい レーシングタイヤみたいに見えてしまいます。 シンプルなminiもいいのですが、これはこれで遊びがあって気に入っています。 |
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●スパルタン | ||||
内装はオリジナルmini伝統のローズウッドではなく無機質な感じになっています。 オートマを選択したのは1-2-3-Dを使い分ける楽しさが病みつきになったからです。 日本の道路事情からすると渋滞も多いのでやっぱりオートマに限ります。 小さいながら必要回転域でのトルクは充分なのでDレンジのままでもけっこう急な坂道を 苦もなく上がってくれます。「ラクチンがイチバン」です。 |
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●GBマーク | ||||
今時GBといえばゲームボーイかギガバイト、大英帝国(Great Britain)なんて言葉も知らない人がほとんどです。たくさんの名車を生んだドイツやイタリアと比べると英国の車は 少しみ劣り感がなくはないですね。やっぱりポルシェやBMW、アウディさらに フェラーリやランボルギーニといえば文句なく世界の名車ですもんね。 でもイギリスの車ってクラフトマンシップを感じます。ベタで言うと味があるという感じです。 独特のプライドを持った車が多いのですが、ドイツやイタリアの名車と比べると奢ることを知らず 決して他車を威圧するということがありません。(だから好きなんですけど) miniをはじめレンジローバーやジャガーなど「GB」のマークやステッカーのある車はそんな アピールしないプライドを持った車です。乱暴な運転は似合いません。 miniは小さいけれどエリザベス女王やビートルズのメンバーも乗っていた車ですから。 |
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●窓くらい手で開けようよ。 | ||||
今の車はみんな便利で快適になりましたね。パワーウィンドゥやパワステは軽自動車でも 常識になりました。ハンドルをくるくる回して窓を開けるなんてまず見かけなくなりました。 パワーステアリングのない車、乗ったことない人の方が多いでしょ。 ハンドル、重たいよ〜。車庫入れなんて汗だくですから。 キーをポチッと押せばハザードが点滅してロック解除…、それもいいんだけど、ちゃっちい鍵を 慎重に鍵穴に差し込んでドアを開ける時から楽しくなる車ってもうないのかな…。 本革のシートはリクライニングもしないからいいんだ。家族でさえも「エコノミー症候群になる!」とののしる後部座席、miniの空間はそれを愛する者以外には容赦なく排他的です。 Fun to driveを語るなら、窓くらい手で開けようよ! |
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●先代mini | ||||
今よくお店の前に停めているminiは2代目くんです。 「いよいよ新型モデルが登場する!」というニュースを聞いてあわてて駆け込みで 最終モデルを手に入れたわけです。 実は30年も前の話、同じ赤いminiを可愛がっていました。 基本のかたちはいっしょでも、大変だったよ〜昔のminiは。 10インチという子どもの三輪車並のタイヤでは丹波橋の踏切が突破できない! 立体駐車場にはオナカ擦るから入れない、同じ理由でスタンドの洗車機は使えない。 すぐバッテリーがあがる、街を走行中に突然エンジンが止まる、ちょっと渋滞したらすぐに オーバーヒートする、何度JAFのお世話になったことでしょう。 1000ccで馬が39匹しかいないエンジン、しかもその半分くらいはほとんど働いていない感じで 坂道上がるのにもまわりの車に迷惑かけまくり(遅すぎて)、嗚呼なつかしやmini1000HL。 それから思えば天国さ、今のminiは。エアコン効くだけでも奇跡のようで。 そう思うとminiとのつきあい長いなぁ〜。 |
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●モンテカルロの覇者 | ||||
miniは一般的には「可愛い車」的に見られることが多いのですが、忘れないで! miniは世界一過酷なラリー、モンテカルロの覇者なんですから。 あのゼッケンno.177へのあこがれから今日のmini好きが始まりました。 「北欧系ドライバー主流の左足ブレーキングによるFF車独特の個性を生かしたタックインが…」 「だからモンテではプロペラシャフトの付いた車は勝てない…」 なつかしいなぁ、実はあんまり意味も分かってないくせに単語だけ必死に覚えてmini博士を 気取って熱弁をふるってたまぬけな高校生!今思い出せば「どうしょうもねぇ奴だな!」(関東弁) |
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タミヤ模型モーリス・ミニクーパー モンテカルロ | ||||